【園長唐牛より】2022年度 収穫を終えました

２０２２年１１月１５日

いつも、私のりんごをご購入していただいている皆様。お世話になっております。園長の唐牛　冬仁です。ここ藤崎町は、いつ雪が降っていもおかしくない状況です。今回は、今年の作柄につきまして皆様にご報告させていただきます。

先般のメルマガでもご報告したとおり、８月に津軽地方に大雨が襲いました。幸い、当農園は、洪水による直接的被害はありませんでしたが、私の住む藤崎町白子地区における河川沿いの園地は被害を受けました。それに伴い、白子地区で消防団＆水防団に所属している私は、河川に張り付き状況確認、また、藤崎町農業委員会農地改良最適化推進委員の白子地区を担当している私は、有る程度の被害状況を知るために被災場所を視察したりなど、８月は延べ日数で約８日程、自分の園地に入ることができませんでした。それに伴い、全体的な作業が遅れてしまい、一部品種に発送遅れがあったことをお詫び申しあげます。

それでも、遅れを挽回するために、お手伝いさんを投入して着色管理や収穫を進め、当初収穫終了予定が１１月５日の予定でしたが、１１月８日に全てのりんごを樹から離すことが出来ました。現在は、皆様の注文に対応しつつ、１１月１９日２０日、２６日２７日の青森県八戸市の即売会における選果作業を行っております。

今年の作柄ですが、一部品種に収穫前落果が発生し、目標としていた数量を収穫することが出来なかった品種がありました。その他一部品種ですが、「炭そ病」や「輪紋病」が発生し、樹上で腐敗もしくは落果したりんごがありました。それでも、全体的に大玉傾向になり、数量的には目標数量を突破することができました。

今後の予定ですが、１２月の都内即売会に備えつつ、園地の冬篭りに入りたいと思っております。皆様今後ともよろしくお願いします。